2008-06-09 第169回国会 参議院 決算委員会 第11号
今申し上げたように、交付税の削減や大規模合併、こういったことなど、この間の弱肉強食の経済優先の政策の帰結、こう言わざるを得ない。経済効率優先で限界集落の消滅を放置するということは、それこそちょうど七十五歳以上後期高齢者のあなた方はもう限界ですよと、こう言ってレッテルを張っているのと同じ、私はそう言わざるを得ない、こう思うんですが。
今申し上げたように、交付税の削減や大規模合併、こういったことなど、この間の弱肉強食の経済優先の政策の帰結、こう言わざるを得ない。経済効率優先で限界集落の消滅を放置するということは、それこそちょうど七十五歳以上後期高齢者のあなた方はもう限界ですよと、こう言ってレッテルを張っているのと同じ、私はそう言わざるを得ない、こう思うんですが。
それが現実に大規模合併に進めていく手順になると思う、そういう意味では。意欲は出てきますよ。それ、是非、片山大臣のときに私は期待をしたいなと、こう思っております。
一九五〇年代の合併によって現在の市町村数は決まっていったというふうに受けとめていますが、その後、五月雨的に合併はあったとはいえ、大規模合併に至らなかった。それは那辺にその理由があるのだろうか、お聞かせください。
合併が急がれているといいますか、そういうふうにしようということなんですが、さきの住専の問題を含めて農協が大規模合併へということで動き出している中で、漁協はそれよりも小規模なのが多いのに対して、まだそっちの方の動きがいま一つ活発でないと言うと言葉が変かもしれませんが、方向が見えてこない。
○参考人(松旭俊作君) 御指摘のように、農協の業務執行体制の問題につきましては、私ども大規模合併農協の運営指針というのをつくりまして、平成四年の制度改正の趣旨に沿った指導をいたしております。ただ、御指摘のように、現在ちょうどその過渡期に当たるというようなことで、まだ十分実績が上がってきておりません。
アメリカでも最近、大規模合併が二件報告されております。不良債権を抱えて苦しんでいる日本の銀行が、従来どおり二十一行の体制のままでい続けることは考えられないことであります。住友銀行と大和銀行の合併だけで事足れりということにはまいりません。そうした事態を視野に入れた金融行政を展望する必要があります。これを機会に金融再編が大幅かつ急速に展開されると考えますが、大蔵大臣の御見解を伺います。
○矢上委員 確かに、ただいまの御説明のとおり、ニーズの的確な把握のためにも、きめ細かなサービスをするための人員、農協の職員の方が必要になってくるでしょうし、また、そういう人員を効率よく雇用していくためにも、これからの大規模合併が望まれることだと理解しております。ぜひ、その面での拡充を望みたい、と思います。
よく言われますが、金融自由化の進展、これなどにより農協の経営が厳しくなり、これに対応するためには、一般的に、スケールメリットを追求した大規模合併が望ましいと言われております。こういう考え方は、当然、事業の効率化、合理化を意味してまいりますが、そのような合理化を進めていく中で、収益部門ではない営農指導の分野の充実をどのように位置づけて指導していくつもりか、ぜひ御意見をお聞かせください。
それに対する対応としては、今経済局長からるる申し上げましたように、支所の問題とか青年部あるいは婦人部等の組織化の強化とかもろもろございますが、特に、大規模合併を進めて系統組織が三段階から二段階というような大事な段階に来ておりますので、その点については今後十二分に留意をいたしたい、さように思っております。
それは、今度組織整備の、先生のお手元に差し上げた全国連直接利用というのがございまして、ある合併を達成した農協には全国連と直接結びついた取引をやっていただこうということで、そうなれば、例えば肥料、農薬とか、そういった生産資材についても大規模合併農協の組合員は安く手に入るというような合併メリットを組合員にもたらす措置もあわせて講じていきたいということでございます。
これは協同組合の歴史を開いたイギリスを初めオランダ、フランスなど百年の伝統を持つ西ヨーロッパの生協運動が一九六〇年代に競争力強化策ということでとった大規模合併と、外部からのプロの経営者を雇い入れた中央集権的な運営強化によって組合員が離反し、経営破綻を招いています。これらの経験は、組合員不在、経営優先主義がどこに行きつくか、結局それは協同組合経営の破綻の道であると言わざるを得ないわけであります。
それから、既にあります住宅に小規模合併処理浄化槽をこれからつけようというものにつきましては、従前からございました住宅改良資金というのがございます。これは若干金利は高うございまして、一般の基準金利が四・五五に対して四・九〇ということでございますが、このお金をお貸しして、これは設置にかかります全体のお金の八割まで融資ができるということでございます。
千戸未満では先ほども桜井参考人が言いましたように六一%、これを合併対象最低目標にするということになりますと、まさに大規模合併、広域合併を全国的に推し進めようという新たな宣言だとも思います。農協の成立したときに比べても、大きなあらしになると思います。必ず無理が入ると思います。
そこで、この大規模合併、これは非常に重要な問題でございますが、いま直ちにそこまでいかないというふうな場合におきましても、森林組合間の仕事の協同でございますね、いわゆる協業といいますか、その形を進めまして、それでまとまった姿で仕事をひとつやっていこう、これならば弱いものでも強い姿でできるわけでございます。